ラジオか受信機か 

現在使っている受信機

 ラジオと受信機とはどう違うのか・・というのはさしたる議論にはならないはずですがこの話になるとかなり熱弁をふるう人も結構います。
これは、ラジオとは言わない俗にいう通信型受信機です。

 アイコムIC−R75は、思ったより良い受信機です。中波の同期検波が今ひとつという人も居ますが、私はこれにDSPユニットを増設してます。
 それよりもIF段に装備しているフィルターの選択によりかなり受信効果が上がります。この機種が売れているのはほとんど海外のようで、それを考えると中波を聴くためだけにこんな受信機を買う人は稀かも知れません。

 ノイズ発生源のパソコンの側にノイズを嫌う受信機を置くことは好ましくありません。
 強電界の信号ならいざ知らず、ノイズぎりぎりを聴く場合は、パソコンどころかAC電源からのノイズにも注意を払う必要があります。
  写真下は、YAESUのFRG-965ですが、これは単なるFM放送の受信機として使っています。
 アンテナは垂直系の広帯域アンテナですが、コミュニティFM局も幾つか入感します。
 HF帯の受信機は売れませんがこの手の受信機は面白い情報が聴けるということでマニアの間で人気のようです。
 他人の電話を聴くために高額な投資をするのはマニアの特徴でしょうか・・

 SONY、ICF−SW7600GRは優れたラジオです・・いや受信機です。
 通信型受信機と若干設計コンセプトを異にしていますが、これ一台あれば目的達成は可能です。
 IC−R75と鳴き比べをしますが、音質の違いや、確認できる状況によって優劣つけがたいものです。
おもちゃとしては少し高いものにつきますが、同時的にこれをしのぐ優秀なラジオもありますが、待ち受け受信をするためにはデジタル表示は不可欠です。
30年前のラジオも問題なく動作しますが、致命的なハンディは周波数の直読ができないことです。

 FRG-965については取り立てて比較するデータを持ち合わせておりません。
 FM放送を主に受信するだけですから、性能にこだわることもなく比較するものがないのでよくわかりません。








 下の写真にあるSONY、ICF-SW20は、かなり古いラジオです。
 海外旅行のお供用に買ったものですが、阪神大震災の朝、我が家に最新情報をもたらせてくれた記念すべきラジオです。


 
      もうすぐ箱から出してみます。  
 JRC・NRD-505は忘れられない受信機です。購入したのは昭和54年頃だったと思います。他メーカーの送信機とトランシーブ操作をするために
オプションユニットなどに別途10万円ほどかけました。定価は389000円だったので総額42万円ほど投資した記憶があります。当時としてはかなり高額の受信機で、今の価格に換算するとどのくらいになるでしょうか。
 プラグイン式の基板、70.455MHzの第1IF、水晶フィルター三鷹製作所の力作民生機でしたが、結構業務用に流れて代理店が困ったと言うこともありました。
 音質が実に良く、お気に入りでしたがマンションに引っ越し手狭になったので箱の入れて保管しています。
 大半の大型機器は手放しましたがこれだけは置いています。
たとも。