八月末、夙川カトリック教会で、フルート奏者の津田さんが、盲導犬のためにチャリティーコンサートを開いて下さいました。今回は四回目で、吹奏楽コンサート、すべて女性の九人編成。その中でも、トロンボーンを吹いていた女性の奏者にはとりわけ感心しました。人の息使いが感じられる素敵な演奏会でした。 この日、モネの火傷の話をしたところ、にわかに「盲導犬グッズボランティアグループ」が誕生しました。ラッキー
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レインコート
兵庫県盲導犬協会独自のコートを作るため、多和田知子さんを招き講習会を開きました。多和田御夫妻は、関西盲導犬協会を退職され、オーストラリアのブリスベンに移住される寸前でした。貴重なノウハウを戴きました。
レインコートには、傘の布地を用いますので、桝野事務局長は傘屋さんに電話作戦.その結果、今回の震災で商売代えをする傘屋さんから、布地を戴くことが出来ました。復興の街を歩く盲導犬の安全確保の観点から、シンボルカラーは黄色と緑の組み合わせです。縫い手は津田さんのお母さん。足踏みミシンの腕前は抜群です |
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ドッグシューズ
津田さんは、研究熱心で即実行タイプ。靴下の一部を切り取り、牛革を縫いつけたもので、かなりの完成度。靴下の材料を吟味するのみです。 |
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緊急避難リュック
盲導犬の背中に取り付けるもので、レインコート、タオル、ドッグシューズ、一回分のドッグフードなどを入れるものです。万一のための備えです。
一回分のフードである根拠は、災害発生後、二十四時間以内に救出避難を完了させたいところにあります。そのためには、災害時救援基地となるべき、多目的施設が必要です。平時、この施設は、盲導犬活動の中心となるほか、点字、点訳、テープ録音などの、ボランティアの場ともなるものです。 |
大震災を経験した兵庫県盲導犬協会にとって、多目的施設の建設は悲願そのものです。
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