Disaster 阪神大震災  Earthquake

 1月17日は、忌まわしい阪神淡路大震災記念日です。あの夜明け前の出来事は今も鮮烈な記憶として残っています。あの日を期してその後個人的に45日間を仲間とともに被災地のなかに漂いささやかな活動を行いました。
 このところ南海・東南海地震が近いという積極的な報道に数多く接します。阪神大震災が1000年に一度の天災であるとの話を聞いて神戸にはこの後千年は大地震は無いという思いこみも存在します。
 衛星による調査の結果や、歴史文献による検証によって判ってきたこの事実は単なる予測の範疇を越え時間とともに現実味を帯びてきました
 
 私は今を生きる者としてあの日と同じ轍を踏むことのないように今何をするべきかを今一度考え直す時期ではないかと思っています。個人の記憶として刻まれた思いはそう簡単に消えるものではありませんが、10数年の時間は世代の移り変わりも手伝い歴史を充分に風化させる時間でもあります。
 涙を流しながら被災地を歩いたあの日を忘れないために、あの日の出来事を語り継ぐ事を忘れてはならないと感じます。
 今備えなければならない事が何かを思い起こすために、あのとき書き残したメモを自分なりに読み返してみました。
  阪神淡路大震災、私の13日間
  アマチュア無線に関する記録
  避難所に咲いた緋寒桜
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